ドクター イエロー
線路や関連設備の状況を、走行しながら測定するのが「ドクター イエロー」 こと、923形電気軌道総合試験車。
700系ベースの車両で、前方監視カメラやレーザー照射機などの計測機器が搭載され、時速270キロでの検測が可能。計測結果は、保線作業に利用され、東海道・山陽新幹線の安全を見守る役割を担う。
East-i
E926形「イースト アイ」は、時速275キロ走行での路線設備の測定が可能。
東日本で使われる架線電圧、東北・上越・北海道新幹線の2万5千V(ボルト) 50Hz(ヘルツ)、北陸新幹線の2万5千V 50/60Hz、山形・秋田新幹線の2万V
50Hzの、すべてに対応。
フル規格と在来線の施設両方に対応できるのは、この車両だけだ。
境界
「イースト アイ」は、北陸新幹線金沢開業と北海道新幹線の開業に伴って、JR東日本・西日本・北海道の3社エリアの安全を見守ることになった。
従って、それぞれの境界駅では、担当各社の乗務員交代がある。写真は、JR東日本と西日本の業務交代駅の長野駅。