0番台(10両編成)
長野新幹線への投入、および、E3系「こまち」との併結で、東北新幹線のスピードアップを図るために誕生したE2系は、10年以上続いた製造期間中に、編成形態を変化させた。
初期の編成は、8両編成だったため、のちに挿入された中間車2両のみが、大型窓で、屋根上には大型のパンタカバーがある。最後は、上越新幹線で運用された。
1000番台
東北新幹線の八戸延伸と、その後の新青森延伸開業に備えて製造された車両は、製造時から10両編成でグリーン車を除き大窓になっている。低騒音型パンタで、カバーはなく、50Hz専用。
現在も、東北新幹線と上越新幹線で活躍中だ。(写真奥は、岩手山)
0番台(8両編成)
長野オリンピックに合わせて開業した長野新幹線は、軽井沢付近を境に、電源周波数が50Hzと60Hzに分かれていた。
それに対応している8両編成のE2系が、ほぼ全ての運行を担当していたが、現在は、E7/W7系にその役目を譲り、2017年3月に引退することとなった。(写真奥は、浅間山)